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ペット買いますか?
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ペットを買いますか?

昨年のペット関連市場は約1兆2,000億円を超え、ペット市場全体のマーケットは
2000年以降、対前年比5〜6%の増加を続けています。
この背景には、少子化や高齢化、社会的なストレスに対する癒しブームなど
様々な環境・意識の変化があるのではないでしょうか?
今後もペット関連市場は拡大し日本社会、日本経済の重要な柱の一つに成って行くのでしょう。

ペット産業の市場構成は・・・
ペットフード55.4%
ペット用品 25.7%
生体販売  14.5%
他サービス  4.5%

生体販売が14.5%=1,740億円!ソノ多くが店頭展示販売です。

zzz_10.jpg

(※画像のペットショップは本文とは関係ないこともないです)

「わ〜カワイイ〜♪ワンちゃん〜!ママ〜!ワンちゃん飼おうよ〜」
「ちゃんと面倒見られるの?ワンちゃんのお世話は大変なのヨ」
「そうですネ,
ワンちゃんは生き物です、最後まで大事に飼ってくださいネ」
「さぁ!ワンちゃん♪お家に行きましょうネ」
「毎度ありがとうございました〜」

今日も一頭のワンコが買われて行きました。
家族に愛されて、幸せな一生を送れるように願います。

しかし、買われなかったワンコはどうなるんでしょうね?
売れ残った犬猫はどこに行くのか?

ペット生体の流通を考えてみましょうか・・・
2001年度全国の犬猫繁殖業者(個人ブリーダーは除く)は1.307軒
そこで繁殖されるペットは、およそ15万頭です。
その内、卸売り問屋や流通を経て店頭に並ぶのは65%の97.800頭
さらに、店頭で購入され、家庭のペットになるのは51%の77.000頭
   (出所「環境省ペット動物流通販売実態調査報告書」)

zzz_01.gif

繁殖された犬猫の51%しか家庭のペットには成れないようです。
(しつこいようですが、それ以外の49%はどこに行ったのでしょうねぇ?)

あれっ?ちょっと待って!元の15万頭って登録業者で繁殖された数字だよネ
個人繁殖家や闇ブリーダーや無届のパピーミル・・・
(真面目なブリーダーさんは一緒にされて不快でしょうが・・)
ペット産業における生体の繁殖総数はおよそ5倍の75万頭と私は推測します。
(これは私の推測ですよ!でもこんな線じゃないかな?)


zzz_02.gif


繁殖された75万頭から、家庭のペットになるのは77.000頭・・・約1割
10頭の仔犬の中から、家庭のペットになれるのは1頭だけなのです。

zzz_03.jpg

繁殖数75万頭 − 買われた数8万頭弱 = 売れなかった67万頭

売れない=ガラスケースの中で大きくなり商品価値が下がる
売れない=利益にならない、ムダな経費負担
売れない=死
そうです、10頭に1頭!一割しか生き残れないのです!
それは「かわいそうな現実」なんて生易しいものではなく
「恐怖のシステム」と言っても過言ではないでしょう?

WEBで見つけた可愛い子犬
オシャレなショップにいた仔猫
売れ残っていてかわいそうな仔犬
どんな表現をしても、生体展示販売で購入された一頭の仔犬には
売れなかった9頭の「死」がセットになっているのです。


すでに店頭でペットを購入して、家族の一員と暮らしている方には
不快なハナシだったでしょう・・・お詫びします。
でも事実なのです、遠い外国の話しでも、過去の話でもなく
「今」起きている現実なのです。

生体販売「恐怖のシステム」を止める方法は一つだけ!
それは「買わない」ことではないでしょうか?

それでもペット買いますか?


動物と人 | 【2005-10-05(Wed) 21:40:51】 | Trackback:(2) | Comments:(19)